バックグラウト工法とは(特許第3468965号)
バックグラウト工法とは、陶片浮きタイルに直接穴をあけずに、目地モルタルから接着剤の注入を可能にした当社オリジナル工法の一つで、主に浮きタイルの補修工事に使用される画期的な工法です。
浮きタイル補修の問題点
例えば、こんなお悩みはありませんか…?
接着剤が充分に注入されていない
● 振動ドリルの粉じんが浮き層に詰まり、接着効果がほとんど得られない!
● タイル単体(陶片)の浮きには注入できない!
補修工事の騒音がうるさい
● 補修工事中に使用するドリル等の騒音が、建物内や近隣に響いてしまう。
● ドリル等の振動が壁に伝わり、健全なタイルにダメージを与えかねない。
● ドリル等の振動が壁に伝わり、健全なタイルにダメージを与えかねない。
補修の跡が目立ってしまう
● 注入補修では、穴埋め箇所の色が違ってしまう。
● 貼り替え補修では、現状タイルの色との違いが目立ってしまう。
● その結果、壁面に補修した形跡が残ってしまう!
これらのお悩みを解決できるのが、「バックグラウト工法」です。
バックグラウト工法の特徴とは
1.接着剤注入率(70%以上可能)の大幅アップによる高い接着力
2.無振動・低騒音
3.補修跡が目立たない
という特徴を持つ画期的な浮きタイル補修工法です。
2.無振動・低騒音
3.補修跡が目立たない
という特徴を持つ画期的な浮きタイル補修工法です。
施行手順と内容
はじめに、バールハンマーでタイルを軽くたたきながら、明細な打診調査を行います。
健全なタイルは堅い反響音が、そうでないタイルは鈍い音がします。
健全なタイルは堅い反響音が、そうでないタイルは鈍い音がします。
次にタイルの目地モルタルに穴を開けます。
バックグラウト工法による穴開け作業は、無振動・低騒音ドリルを使用するため、建物内外への騒音がほとんどありません。
バックグラウト工法による穴開け作業は、無振動・低騒音ドリルを使用するため、建物内外への騒音がほとんどありません。
次にカッティング作業を行います。
バックグラウト工法では、接着剤の充填率を飛躍的に向上させる技術でカッティングを行っています。
バックグラウト工法では、接着剤の充填率を飛躍的に向上させる技術でカッティングを行っています。
次に注入作業を行います。
カッティングされた箇所から、注入ガンを使い、注入剤を丁寧に注入していきます。
カッティングされた箇所から、注入ガンを使い、注入剤を丁寧に注入していきます。
最後に確認用に一枚タイルを剥がし、陶片浮きタイルと貼付モルタル層間の接着剤の充填をチェックします。※写真の白い部分が接着剤。